研究課題/領域番号 |
15K20369
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
福島 美和子 昭和大学, 歯学部, 助教 (90548273)
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研究協力者 |
美島 健二 昭和大学, 歯学部, 教授 (50275343)
入江 太朗 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (00317570)
安原 理佳 昭和大学, 歯学部, 講師 (20453649)
田中 準一 昭和大学, 歯学部, 助教 (40710166)
深田 俊幸 徳島文理大学, 薬学部, 教授 (70373363)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 亜鉛 / 唾液腺 / ZnT / 亜鉛輸送体 / 加齢 / 発生 / ZnT4 / lmマウス |
研究成果の概要 |
唾液に含まれる亜鉛の分泌経路として亜鉛輸送体であるZnT4の唾液腺における役割を検討した。野生型マウスでは、三大唾液腺のうち顎下腺と舌下腺で遺伝子発現量が多く、in situ hybridizationおよび免疫染色において腺房細胞に弱陽性、介在部導管近傍に陽性像がみられた。また、陽性対象である乳腺ではZnT4を示す40 kDaのバンドがみられ、顎下腺ではは弱陽性を示すことから、ZnT4は唾液腺に発現していることが確認された。一方、ZnT4の自然発症型変異を持つlmマウスでは、維持に必須の亜鉛を飲水から除去しても、乳腺で観察されるような退行性変性は唾液腺で生じなかった。
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