研究課題/領域番号 |
15K20427
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
村上 奈津子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (80706995)
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研究協力者 |
半田 和之
山崎 俊輝
高橋 英和
若林 則幸
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 摩耗 / 有限要素解析 / CAD/CAM材料 / 接触応力 / セラミックス / CAD/CAM / FEM / 接触ストレス |
研究成果の概要 |
歯冠修復材料および補綴装置の摩耗に関して,そのメカニズムを解明するには至っていない.近年のCAD/CAM技術の発展により材料開発は多様化しているが,過度な摩耗が懸念される.本研究で は,CAD/CAM用セラミックスを用いて,ボール側とディスク側にそれぞれ用いた時の、異なる組み合わせにおける摩耗試験を行った.有限要素解析で算出される材料間に発生する接触ひずみが,相互摩耗の相対的な量に大いに影響することが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
摩耗を生じるメカニズムに基づく評価方法として,有限要素解析によって算出された接触部の歪み値が,摩耗動態を予測する上で重要な可能性が示唆された.急速に開発される新規補綴材料において,その咬耗特性の予測因子を考慮することで,より安全で望ましい材料選択を容易に行う事が可能であると考えられる. 従って,本課題から得られる先駆け的な知見は,歯科医療,特に歯科補綴治療の発展に寄与することが大きいと考えられる.
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