研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,日常生活中の嚥下事象を自動的に判別できる,非侵襲的で簡便な嚥下回数測定システムを開発することであった.嚥下時は呼吸が停止するという生理現象に着目し,喉頭音と鼻孔音を同時に記録した波形を解析した.その結果,日常環境音下で嚥下事象を同定できるプロトコールを確立することができた.しかし,プロトコールのプログラム化に難航し,嚥下を自動判別できる解析システムを構築するには至らなかった.研究遂行中に派生した「頸部のどの部位にマイクを設置すると,最適な嚥下音を採集することができるか」という問題の解明にも取り組み,その結果を論文にまとめることができた.
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
岡山歯学会雑誌
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