研究課題/領域番号 |
15K20471
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
井上 実 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (90599036)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 口腔乾燥症 / 唾液腺機能障害 / 放射線治療 / 放射線障害 / 臍帯由来間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
今年度はin vivoモデルを作出し、臍帯由来MSCの移植が唾液量を増加させることができるかを検討した。マウス頭頸部に8Gyのエックス線を照射するで、唾液量が減少することを確認した。尾静脈より臍帯由来MSCを注入し、その影響について検討を行った。1回投与では有意な唾液量の増加は認められなかったが、照射直後および1週後に再投与を行うことで、唾液量の有意な増加を確認した。また、唾液腺重量の増加は認められなかったことから、唾液腺組織の再生が示唆された。そのメカニズムについては、in vitro実験の結果から、臍帯由来MSCからの液性因子の効果が主であり、接触による影響は少ないことが示唆された。
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