研究課題/領域番号 |
15K20474
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
下岸 将博 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 特任助教 (60747913)
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研究協力者 |
春日井 昇平 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70161049)
塙 隆夫 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90142736)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯科インプラント / 歯科用金属 |
研究成果の概要 |
ジルコニウムに14%のニオブを含有したジルコニウム-ニオブ合金は、高温酸化処理を施す事で材料表面が白色を呈する事により、審美的要求の高い領域での口腔機能再建における生体材料として有用な候補であると期待されている。 引張試験では、最大応力については高温酸化処理を施した合金では平均1000MPaに上昇した。その一方で、破断伸びに関しては極端に減少した。ラット口蓋粘膜由来の線維芽細胞を用いたin vitro試験の結果、ジルコニウム-ニオブ合金の高温酸化処理によって生じた酸化膜表面において、細胞接着および細胞増殖、遺伝子発現の点において、生体材料として必要な生体親和性を有する事が示唆された。
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