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CAD/CAMを応用した3D-FEAによるインプラントの補綴的偶発症の原因解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K20478
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

山西 康文  大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (20734015)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2015年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード歯科用インプラント / アバットメントスクリュー / 三次元有限要素法
研究実績の概要

まずインプラント補綴装置のデザインの差異を検討するために、一回法インプラントと二回法インプラントのCADモデルを作成し、三次元有限要素法を用いて応力解析をおこなった。一般的に一回法インプラントではアバットメントの陥入が浅く、二回法インプラントの方がアバットメントの陥入部分が長く、それに伴いアバットメントの長さが長くなる。解析結果ハアバットメントの陥入が深い二回法インプラントのほうが変異量が小さく、アバットメントスクリューでの最大応力値は二回法で小さくなった。これより、一回法インプラントよりも二回法インプラントの方が緩みや破折への影響が小さいことが示唆された。
次にインプラント体の材質の差異に限定し、一回法、二回法インプラントCADモデルで解析を行った。広く用いられている純チタンと、近年臨床で用いられるようになっているチタンジルコニウム合金を比較した。純チタンよりも引張強度が大きく、弾性率が小さいという機械特性を有するため、インプラント体ではチタンジルコニウム合金のほうが最大応力値は小さくなったが、アバットメントスクリューでの最大応力値は一回法インプラントでは大きくなり、二回法インプラントではほぼ変化はなかった。
アバットメントスクリューの直径の差異に限定した解析結果では、直径が大きい方が最大応力値は減少した。
また、インプラントの連結様式(エクスターナル、インタ-ナル、コニカルコネクション)による比較も行った。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 一回法インプラントと二回法インプラントの違いが周囲骨に及ぼす力学的影響の検討2015

    • 著者名/発表者名
      荒木 悠
    • 学会等名
      日本歯科補綴学会関西支部学術大会
    • 発表場所
      兵庫県神戸市兵庫医療大学
    • 年月日
      2015-11-07
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 上顎前歯部におけるインプラント間距離と埋入深度の違いがインプラント間の歯槽骨に及ぼす力学的影響2015

    • 著者名/発表者名
      松岡 隆
    • 学会等名
      第45回日本口腔インプラント学会学術大会
    • 発表場所
      岡山県岡山市コンベンションセンター
    • 年月日
      2015-09-21
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 一回法インプラントと二回法インプラントの違いが周囲骨に及ぼす力学的影響の検討2015

    • 著者名/発表者名
      荒木 悠
    • 学会等名
      日本歯科補綴学会第124回学術大会
    • 発表場所
      埼玉県大宮市大宮ソニックシティ
    • 年月日
      2015-05-30
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2017-01-06  

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