研究課題/領域番号 |
15K20518
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石本 俊介 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (40585725)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 臨床腫瘍学 / aquaporin / 口腔扁平上皮癌 / Aquaporin |
研究成果の概要 |
AQP3・AQP5は水チャネルとして水透過性に関与するが、近年、皮膚癌や肺小細胞癌など種々の癌組織においても高発現していることが報告された。我々はヒト口腔扁平上皮癌組織においてもAQP3・AQP5が高発現していることを見出し、AQPsの口腔扁平上皮癌における発現とその役割について、培養細胞を用いたin vitroの系およびヒト組織切片におけるAQPsの発現を検討した。癌細胞におけるAQP3およびAQP5の発現は、インテグリンを介したMAPK経路の活性化を維持することで、癌細胞増殖に関わっていると推測される。AQPとそのシグナルが、扁平上皮癌の細胞増殖に重要な役割を果たしていることが示唆された。
|