脂肪幹細胞（ASC）とFibrinを用いた骨芽細胞シートによる骨形成能の評価

• 研究課題/領域番号: 15K20527
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 外科系歯学
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 松原 正和 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (50736551)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 骨再生 / 再生医療 / 脂肪幹細胞

研究成果の概要

本研究は脂肪幹細胞を用いた骨再生医療についての基礎的研究である。申請者が樹立したASC株はIn Vtroの研究にて多分化能を有することが確認された。骨芽細胞、軟骨芽細胞への分化については、各細胞への誘導実験を行った。骨に関しては石灰化能を細胞染色法（アリザリンレッド）および各種サイトカインの発現にて確認した。（アルカリフォスファーターゼ、Osteopontin）また骨関連遺伝子をRTーPcR法にて確認し各種遺伝子の発現を確認した。（Osteonectin,RUNK2,DLX5)さらにASCから分化させた培養骨芽細胞を、免疫不全マウスに移植し、骨新性能があることを確認した。

研究成果

• [雑誌論文] Stage IV sporadic Burkitt's leukaemia with osteolysis in the maxillary sinuses. (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshioka Y, Yamachika E, Matsubara M, Iida S
  • 雑誌名: Journal of surgical case reports 巻: 2 号: 2 ページ: 1-3
  • DOI: 10.1093/jscr/rjw011
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Anti-osteoporosis effects of 1,4-dihydroxy-2-naphthoic acid in ovariectomized mice with increasing of bone density (2016)
  • 著者名/発表者名: Kenichiro Kita, Eiki Yamachika, Masakazu Matsubara, Hidetsugu Tsujigiwa, Nobuhisa Ishida, Norifumi Moritani, Tatsushi Matsumura, Masahide Mizutani, Yuki Fujita, Kiyofumi Takabatake, Kenichiro Ejima, Hitoshi Nagatsuka, Yoshinori Yamaguchi, Seiji Iida
  • 雑誌名: Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 巻: 28(1) 号: 1 ページ: 66-72
  • DOI: 10.1016/j.ajoms.2015.07.001
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Treatment of Osteonecrosis of the Jaw. (2015)
  • 著者名/発表者名: Yamachika E, Matsubara M, Ikeda A, Matsumura T, Moritani N, Iida S.
  • 雑誌名: Journal of Craniofacial Surgery 巻: 27(7) 号: 7 ページ: 575-577
  • DOI: 10.1097/scs.0000000000002127
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [学会発表] 脱分化脂肪細胞による骨再生医療の展望 (2017)
  • 著者名/発表者名: 松原正和
  • 学会等名: 第62回日本口腔外科学会総会
• [学会発表] ウェアラブルカメラを用いた歯科臨床教育 (2016)
  • 著者名/発表者名: 松原正和
  • 学会等名: 第35回日本歯科教育学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2016-07-01
• [学会発表] 口腔粘膜欠損・歯槽骨欠損に対する自己血由来フィブリンポリマーの有用性 (2015)
  • 著者名/発表者名: 松原 正和
  • 学会等名: 第60回日本口腔外科学会 総会
  • 発表場所: 名古屋国際会議場
  • 年月日: 2015-10-16