研究課題/領域番号 |
15K20528
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
藤田 麻里子 岡山大学, 大学病院, 助教 (90714535)
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研究協力者 |
村上 純 岡山大学, 大学病院, 助教 (40362983)
十川 千春 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 講師 (10253022)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | セツキシマブ / 口腔癌 / PI3K阻害剤 / PIK3CA / Ca9-22 / PIK3CA / アービタックス |
研究成果の概要 |
セツキシマブは口腔癌で唯一の抗EGFR抗体分子標的抗癌剤として期待されているが、継続投与によりEGFR遺伝子変異が生じ耐性を獲得した事例や、下流のKRAS遺伝子変異の存在により奏効しない事例が問題となっている。 セツキシマブとの関連を示す癌細胞株9種に対して遺伝子変異解析を行ったところ、Ca9-22株とHSG株ではPIK3CAに対しての変異がみられた。この結果により、PIK3CAにおいてはセツキシマブ感受性が低くなる可能性が示唆された。本研究結果から、セツキシマブの投与においては、PIK3CA遺伝子の変異が奏効率に大きく関わっていることが本研究において証明できた。
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