研究課題/領域番号 |
15K20534
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
竹縄 隆徳 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (30711270)
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研究協力者 |
原田 耕志 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60253217)
フェルドゥス タランヌム 山口大学, 大学院医学系研究科, 学術研究員 (70647932)
藏満 保宏 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50281811)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Calreticulin / 口腔癌 / 足場依存性喪失 / プロテオミクス / calreticulin / 機能解析 / 癌幹細胞 / 口腔扁平上皮癌 / 悪性腫瘍 / 腫瘍生物学 / 腫瘍診断学 / プロテオーム / タンパク質修飾 |
研究成果の概要 |
炎症性マウス線維肉腫腫瘍モデルの単一腫瘍細胞由来の性質の異なる2種類のクローン細胞QR-32とQRsP-11に関するプロテオミクスにより発現に差を認めたカルシウム結合タンパク質calreticulin (CALR)は、大きなサイズの癌や転移がある癌など進行癌や、短い生存期間の癌患者で高発現し、有用な予後因子となる可能性が示唆された。また、口腔扁平上皮癌細胞においてCALRの発現を、siRNAを導入して減弱させると、口腔扁平上皮癌細胞の増殖能や細胞移動能が有意に減弱し、悪性度を低下させることにつながった。以上から、CALRは重要な口腔癌の癌化を予測するマーカーと考えられた。
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