研究課題
若手研究(B)
現在、抗腫瘍効果を示す様々な薬剤があるがヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)をようなエピジェネティックな修飾は腫瘍の成長に関係し、それらを阻害するHDAC阻害剤は癌治療において注目されている。今回の研究でわれわれは、新規のHDAC阻害剤であるCHAP15を用いてヒト扁平上皮癌細胞に対する細胞増殖能、細胞周期、アポトーシス関連たんぱく質の発現を解析した。またマクロファージ分化における炎症性サイトカインの誘導に, CHAP15がどのような影響を及ぼすかについて解析した。