研究課題/領域番号 |
15K20559
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
濱田 勇人 (浜田 勇人) 東京医科大学, 医学部, 助教 (10421067)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 薬剤関連顎骨壊死 / ビスフォスフォネート / デノスマブ / 休薬 / 骨代謝 |
研究成果の概要 |
骨吸収抑制剤によって起こる薬剤関連顎骨壊死medicationrelated osteonecrosis of the jaw (MRONJ)は現在深刻な問題となっている。化膿性骨髄炎(OM)とMRONJにおける海綿骨の変化をCT値を用いて比較検討した。MRONJ群はOM群よりも有意に高値(P<0.01)であった。またOM群は対照群よりも有意に高値(P<0.05)であった。しかしながらOM発症は非発症部位と比較しCT値に有意差は認めなかった。このことよりMRONJによる海綿骨の骨硬化はOMによるものよりも高度であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MRONJの報告は増加の一途をたどっているが、発症機序や治療法においてエビデンスに乏しいのが現状である。われわれはMRONJとOMにおける海綿骨CT値を比較し、MRONJの方がOMよりもCT値が高値であることを確認した。このことより感染よりも薬剤の蓄積により骨硬化が進行することが示唆された。
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