研究課題/領域番号 |
15K20571
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
落合 隆永 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (20410417)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 分子病理学 / 形質変化 / 腫瘍病理学 / 形態形成 / 形質発現 / 臨床腫瘍学 / 顎骨部病変 |
研究成果の概要 |
歯原性病変は様々な形態変化を伴う形質変化を示す。歯原性病変での上皮組織の形態変化と角化制御機構を検討した。エナメル上皮腫の扁平上皮化生部ではinvolucrin (IVL)をtransglutaminase1(TGM1)が架橋し、歯原性角化嚢胞ではIVLをTGM3とTGM5が架橋し、石灰化歯原性嚢胞はIVLをTGM1とTGM3が架橋した。口腔粘膜ではIVLとSPRをTGM1とTGM3が架橋し、正常上皮におけるTGM酵素活性も細胞膜への発現が観察された。歯原性病変は病変の分化の違いにより角化制御機構も異なるり、エナメル上皮腫では特異な角化制御機構の可能性が見出された。
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