研究課題/領域番号 |
15K20574
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
辻 要 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (80632083)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Vγ9Vδ2T細胞 / 口腔癌 / 口腔癌細胞 / γδT細胞 |
研究成果の概要 |
Vγ9Vδ2 T細胞はヒト末梢血の主要なγδ T細胞でリン酸抗原を特異的に認識する。このVγ9Vδ2 T細胞は複数種類のがん細胞を殺傷することが知られているが、口腔癌を抑制するか否かは不明である。本研究では、口腔癌細胞がVγ9Vδ2 Tによって特異的に認識されることが明らかとなった。またゾレドロネートを作用させた口腔癌細胞はVγ9Vδ2 Tによるサイトカイン産生を誘導することが明らかとなった。更にゾレドロネートを作用させた口腔癌細胞はVγ9Vδ2 T細胞によって効率的に殺傷されることが明らかとなった。以上の結果からVγ9Vδ2 T細胞を用いた免疫療法が口腔癌治療に適用できる可能性が示唆された。
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