研究課題/領域番号 |
15K20610
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
伊藤 龍朗 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (60635126)
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研究協力者 |
泉福 英信 国立感染症研究所, 細菌第一部第六室, 室長 (20250186)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児歯科学 / バイオフィルム / SspBペプチド / 小児歯科 |
研究成果の概要 |
本研究では、SspB-歯周病原性細菌-ヒト唾液の三者間における相互作用をin vitroにて検証した。その結果、Mfa1線毛を持つ 33277株とSspBペプチドとの結合が、Mfa1線毛を欠くW83株に対して有意に高い値を示した。またP. gingivalisのSspBペプチドへの結合は、唾液中タンパクgp340 存在下で有意に増加した。以上より、P. gingivalisのMfa1線毛-SspB-gp340の三者が一体となってP. gingivalisの付着をサポートしているという示唆を得た。本研究成果は歯周疾患予防を目的としたバイオフィルム新規制御法の確立に貢献すると考えられる。
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