研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、加齢現象が三叉神経領域における痛覚におよぼす影響を検討することである。そこで、老齢ラットと成熟ラットにおけるCFAによる痛み刺激に対応する単一ニューロン活動を記録し、三叉神経脊髄路核領域におけるpERK陽性細胞の数を継時的に比較検討した。また、セロトニン取り込み阻害薬の疼痛反応に対する影響について実験を行なった。成熟ラットの三叉神経脊髄路核のVi/Vc zoneでは、CFAによる痛み刺激によりニューロン活動が顕著に増加した。pERK染色陽性細胞の数は、2日目に比べ、3日目をピークに5日目および7日目は有意に増加していた。
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Journal of Oral Science
巻: 60 ページ: 37-44
巻: 印刷中
Odontology
巻: 104(3) ページ: 282-290