研究課題
若手研究(B)
本研究は40-69歳の成人574名(男性269名、女性305名)を対象に、口腔の悪性型HPV感染の実態把握とリスク因子の解明を解明を行った。対象者の内、25名の唾液検体から悪性型HPVが確認された。多変量解析の結果、様々な交絡因子を調整した上で、悪性型HPV感染のオッズはPlaque Indexが1未満の者に比べて1以上の者が3.49倍(95%信頼区間 = 1.24-9.81)有意に高いことが明らかとなった。本研究からPlaque Indexを1未満に保つことが、悪性型HPVの感染を抑制し、将来的な口腔がん発生の予防に役立つ可能性が示唆された。
すべて 2016
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Science Reorts
巻: 6 号: 1 ページ: 1-11
10.1038/srep22164