研究課題/領域番号 |
15K20662
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大河原 知嘉子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (80632091)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教育力 / 看護師 / 訪問看護師 / 混合研究法 / テキストマイニング / アセスメントツール / 尺度開発 / アセスメントツールの開発 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、①教育スペシャリスト育成を目指した看護師の教育力アセスメントツールの作成と、②訪問看護師の教育力を高めるために、東京都の訪問看護事業所における教育・研修内容の実態を可視化するとともに、事業所規模による違いを明らかにすることである。①では68名の看護師から回答を得られた。②では訪問看護師への教育・研修主催機関とテーマの実態が明らかになった。8主催機関のうち「医療機関」は中規模でより多く、師規模が小さいほど実施割合が高かった。38テーマのうち、「精神科看護」「小児看護」などは規模との関連が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで看護師によって発揮されていた教育力は、経験知として形式知化されてこなかった。看護師は継続教育のみならず、臨地実習指導者など将来の看護師を育成する大学の看護基礎教育課程にも大きくかかわっている。教育に日々携わっている看護師が自己の秘められた教育力を正しく認識し、教育面で卓越している点や不足している点を自己評価できるようになり、将来的に教育スペシャリストを育成することである。 また訪問看護事業所における教育の実態を明らかにし、規模別に比較することで、より適した教育企画につながったり、教育を受けにくいと言われる小規模事業所が教育を受け、教育力の高い看護師をで育成するための方策が得られる。
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