研究課題/領域番号 |
15K20680
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2017-2018) 順天堂大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
三宮 有里 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (60621729)
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研究協力者 |
平岡 斉士
鈴木 克明
中野 裕司
大和 広美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 看護基礎教育 / 臨地実習 / 教材設計 / インストラクショナルデザイン / 実習前準備学習 / 学習支援 / シミュレーション教育 / シナリオ型教材 / 看護実習教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、学内学習と臨地実習をシームレスにつなぐ学習支援システムの構築を可能にする手立てとして、看護学生の臨地実習学習レディネスを高めることを意図した実習前準備教材を、IDの理論に基づいて設計・開発することを目的とした。A大学の「実習A」を対象に課題分析をして実習前準備教材を設計・開発した後、専門家レビュー、形成的評価を行った。実践の結果、事前テストに比べ事後テストの得点が高く、学習後の臨地実習自己効力感尺度得点は、学習前の得点に比べ有意に高かった。これらの結果を踏まえ、今後の学習支援のシステム化に向けた改善案や教授方略を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、学内学習と臨地実習との間に存在する学習上の問題や課題を分析した結果をもとに、学生の学習状況を踏まえて教材を開発したことに社会的意義があると考えている。また本研究の結果は、学内学習と臨地実習をシームレスにつなぐための最適な学習支援支援システムを構築する際の原則を提案することを可能にするという点から、学術的に意義があると考える。
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