研究課題/領域番号 |
15K20683
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 静岡県立大学 (2018) 神奈川県立保健福祉大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
山口 みのり 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (00369480)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 新人看護師 / 生活行動援助 / 排泄援助 / 技術習得 / 習得過程 / 新人教育 / 技術修得 |
研究成果の概要 |
新人看護師が就職後,どのように患者に合わせた排泄援助を習得していくのかを明らかにすることができた。新人看護師は,就職後、研修で習った手技と実践が異なると困惑していた。また先輩看護師の行う看護技術を個別性や臨機応変な対応と思うことができなかった。そこで,基本に忠実にやろうと自分の看護技術の確立を目指した。実際に自分で実践し上手くいかない経験を経て,先輩の看護技術の基盤となる根拠や思考に目を向けるようになった。就職6カ月後には,先輩の技や感覚,瞬時の判断を学んでいた。 この結果を受けて,生活行動援助全般について,病院施設の新人教育担当者と教育研修について検討することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新人看護師の実践力低下、離職については、多くの研究がなされている。しかし、新人看護師が就職直後からどのように技術習得していくのかを肯定的に捉え、参加観察やインタビューを交えて忠実に描いた研究は少ない。新人看護師が成長する過程に不可欠な先輩看護師との協働を提示し、教育にどのように生かしていくか検討することができた。また、排泄援助に着目したことにより、生活行動援助全般に共通する過程を見出すことができた。
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