研究課題/領域番号 |
15K20687
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 日本赤十字豊田看護大学 (2016) 岐阜聖徳学園大学 (2015) |
研究代表者 |
西村 淳子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (70617662)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 看護師 / 小1の壁 / 就業継続 |
研究実績の概要 |
本研究は、小学生の子どもを養育する①交替制勤務を行う常勤看護師、②夜勤免除や超過勤務免除などの勤務体制を調整している常勤看護師、③潜在看護師への面接調査に基づく質的研究により、学童期の子どもを養育する女性看護師の就業継続を可能にする要因を明らかにすることを目的とした。小学生の子どもを養育する就業中の女性看護師14名と潜在看護師4名を対象に半構造化面接を行った。分析には、KJ法を用いた。 分析の結果、小学生の子どもを養育する女性看護師における就業継続を困難とさせる要因として、「子どもの保育に関する問題」「勤務体制の問題」「母親としての葛藤」「学校行事への対応」が抽出された。これらから、小学生の子どもを養育する女性看護師の就業継続を促進するための環境整備には、学童保育やトワイライトなどの保育時間に対する充実や親の負担軽減、小学校入学前と同様の育児支援制度、平日の学校行事の早期通知などの必要性が示唆された。
|