研究課題/領域番号 |
15K20701
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 京都看護大学 (2016-2019) 愛媛大学 (2015) |
研究代表者 |
福田 里砂 京都看護大学, 看護学部, 准教授 (40534938)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / 運動 / 続発性リンパ浮腫 / 看護学 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究では、下肢リンパ浮腫患者の浮腫および身体機能・精神的健康の改善につながる運動プログラムを開発し、その実行可能性を検証した。文献レビューの結果、リンパ浮腫および身体機能・精神的健康の改善に効果を認めた運動は、水中運動や自動抵抗運動などのレジスタンス運動であった。リンパ浮腫の診療に関わる看護師、理学療法士と共に、座位や臥位で行えるレジスタンス運動を中心に運動プログラムの内容を検討し、対象者が一人で安全に実施できるプログラムを開発した。介入の結果、運動プログラムは継続的に実施できる内容で、継続することで肢周径の改善につながる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、リンパ浮腫および身体機能・精神的健康の改善に効果を認める運動は、水中運動や自動抵抗運動などのレジスタンス運動であることが明らかになった。ゆえに、リンパ浮腫患者に運動について指導する際には、レジスタンス運動を中心に指導をすることが望ましいと言える。 本研究では運動プログラムの効果は検証できなかったが、運動プログラムは継続的に実施できる内容で、継続することで肢周径の改善につながる可能性が示唆された。今後、データ収集を継続し、本運動プログラムの効果を検証することで、標準的なプログラムの開発につながると考える。
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