研究課題/領域番号 |
15K20703
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
川久保 愛 佐賀大学, 医学部, 助教 (90710252)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 慢性肝炎 / C型肝炎 / HRQOL / DAA治療 / 身体活動量 / 抗ウイルス治療 / 肝炎治療 / DAAs / QOL / 抗ウイルス療法 / QOL / 臨床看護 |
研究成果の概要 |
C型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法(ダクラタスビル・アスナプレビル併用の24週間治療)を受ける患者の、治療開始前~治療終了後2年の健康関連QOL(HRQOL)および身体活動量を縦断的に調査した。 HRQOLに関しては、対象者107名のうち調査ポイント全てで質問紙の返送があり除外基準に該当しなかった34名を分析対象とした。治療開始前~治療終了後2年のHRQOLは変化しないことを明らかにした。 身体活動量に関しては、治療開始前~治療終了時までの調査が可能であった52名を分析対象とした。治療開始前と治療中の身体活動量に差はなく、治療中も一定の身体活動を維持できたことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果は、近年普及するC型肝炎に対するDAA(Directed-acting activiral)治療が、患者のQOLや生活行動への影響が少ないことを示した。治療と仕事の両立の実現可能性を強調する結果であり、未治療群の受療促進にあたっての有用な根拠資料となり得る。
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