研究課題/領域番号 |
15K20707
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2018) 横浜市立大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
三條 真紀子 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (70589051)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 緩和ケア / 家族ケア / がん看護 / がん / 看護 |
研究成果の概要 |
がん患者の家族は患者とともに診断時から様々な苦悩を抱えており、家族のQuality of life(QOL)を維持・向上するための看護支援が求められている。家族のQOLの要素を明らかにした上で、家族のQOL向上につながる要因を探索し、ケアの改善につなげることを目的として研究を実施した。QOLの構成要素ならびに類似概念に関する文献レビュー、海外の尺度作成者とのやり取りに基づき、家族のQOLの測定を行うための項目リストを作成した。また、遺族を対象とした質問紙調査の自由記載の質的分析を行い、家族に対する看護支援プログラム実施における重要な視点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族介入の効果検証を目的とした調査研究や縦断研究においては、健康関連QOLの測定以外にも、療養生活を送る患者の家族に特化した家族のQOLの測定が必要である。しかし、類似概念を複数測定することによる被調査者の時間的精神的な負担が課題であった。本研究を通じて、QOLを構成する要素の抽出と類似概念の整理検討を行ったことで、家族の意向や状況を把握した上での支援をすすめていくことが可能となる。
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