• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

COPD患者の体調調整に関する尺度の実用化とその特徴に合わせた看護支援の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K20717
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 臨床看護学
研究機関東京医科大学

研究代表者

河田 照絵  東京医科大学, 医学部, 講師 (40438263)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2017年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード慢性閉塞性肺疾患 / 体調 / 慢性呼吸器疾患 / 体調調整 / 看護
研究実績の概要

平成29年度は前年度までの研究結果を踏まえ、慢性閉塞性肺疾患患者への体調調整のセルフケアを支援するための介入プログラムを作成することを目的とした文献検討を中心に実施した。また、前年度までの研究成果を発表した。
介入プログラムの作成において、前年度までの研究成果の中で、体調調整に対する取り組みの程度が高い群では、健康関連QOLにおける精神の得点が比較的高い傾向がみられることも鑑み、慢性疾患、慢性閉塞性肺疾患、セルフケア、息切れ、自己効力感などをキーワードとして、慢性病を持つ方がどのようにセルフケアを継続して行うことができているのか、また、慢性閉塞性疾患患者に特有のセルフケアの中心概念とは何かを明らかにするための国内外の文献について検討を行った。
前年度までの成果と今回の文献検討の結果から、知識を得ること、自身の体調に合わせ調整するための取り組みを見出し、実行する力を高めること、日常生活を調整し、取り組んだ行為に対する変化を見出す力が体調調整を継続していくために必要となることが明らかになった。また、それまでの生活の中で身体の体験として形づけられた生活を理解できるように支え、患者自身が自分自身の身体を理解し、自分自身の身体を引き受けられるような支えが必要であると考えた。そして患者が持つ身体能力に合わせた体調調整のための行為を見出せるためには、プログラムとしての介入の中で、患者の語りを引き出すこと、自分自身の身体に対する信頼を取り戻せるよう、手当てできるように客観的、主観的な成果を一緒に確認していくことが必要となることが明らかになった。今後、これらについてより具体的なケア実践を検討し、介入プログラムの作成と介入の成果が作成した体調調整の質問紙がどのように介入の変化として現れるのかについて検討するための研究に取り組んでいきたい。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] A study on body conditioning efforts in patients with COPD2017

    • 著者名/発表者名
      Terue KAWADA
    • 学会等名
      International Conference on Nursing Science & Practice
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi