研究課題/領域番号 |
15K20720
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
野島 敬祐 京都橘大学, 看護学部, 専任講師 (70616127)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | トリアージナース / ストレッサー / 救急外来 / ストレッサー尺度 / ストレス / トリアージ / 支援プログラム |
研究成果の概要 |
全国の救急外来に勤務するトリアージナース363名の回答に基づき、トリアージの能力不足、多忙なトリアージ業務、説明に理解が得られない患者、待たせている患者の訴え、トリアージ能力を高める支援の5因子で構成されるストレッサー尺度の信頼性および妥当性を確認した。次に専門家集団により、救急外来でトリアージを担当しているトリアージナースを支援するためのプログラムを作成した。関西圏の3病院において、トリアージナースへの支援プログラムをアクションリサーチ方を基に実施し、支援プログラムの有効性を検証した。今後も多くの病院でプログラムを実施していく計画である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の救急外来におけるトリアージナースの疲弊は深刻な問題である。これまでトリアージナースに特化したストレッサー尺度は存在していなかったが、今回の尺度開発により、臨床現場で簡便にストレッサーを計測できるようになった。また、本研究で開発した支援プログラムが拡充すれば、トリアージナースの疲弊防止や負担軽減につながり、救急看護・医療の質の保証に繋がるといえる。
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