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早産児の母親の出産から児のNICU退院後1年までの母親意識の変化とケアニーズ

研究課題

研究課題/領域番号 15K20728
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関群馬大学

研究代表者

深澤 友子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (80632843)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード早産 / 出産体験 / 母親意識 / 周産期メンタルヘルス / NICU / 早産児 / 産後うつ / 早期産児 / 心理的健康 / ケアニーズ / ケアシステム / 精神的健康 / 産科病棟
研究成果の概要

早産児を出産し児がNICUに入院した母親の出産体験の内容を明らかにすることを目的に、3名の母親を対象に、産後早期に面接調査を行った。面接内容を質的帰納的に分析した結果、早産児の母親の出産体験として、【早い週数で生まれてくるわが子の健康状態を常に憂慮しながら出産に向き合う体験】、【医療スタッフの対応に安心感・不安感を抱く体験】を含む9つカテゴリーのが形成された。早産児の母親の心理的健康を保つための支援として、産後早期の出産体験の振り返りの支援を行う必要性と出産体験の振り返り支援におけるアセスメントの視点について示唆が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

早産児を出産し児がNICUに入院になった母親の出産体験の内容が明らかになり、早産児の母親が、母親としての自尊心を保ち、心理的健康を保てるための支援について、示唆が得られた。このことは産科病棟、NICUにおける産後まもない母親に対する心理的支援の充実につながり、早産児を育てる母親の心理的健康に貢献できると考える。早産児の母親が出産後から児の退院後まで継続して、心理的健康を保ち、母親として自尊心を保ちながら育児をしていけるよう支援するための基礎資料として、活用できると考える。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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