研究課題/領域番号 |
15K20739
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
高橋 百合子 (大脇百合子) 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (00438178)
|
研究協力者 |
内田 雅代
竹内 幸江
白井 史
足立 美紀
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 小児科外来看護師 / 教育支援 / 慢性疾患 / 子ども / 家族 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,慢性疾患をもつ子どもと家族のニーズを捉えるための教育支援プログラム(『慢性疾患をもつ子どもの成長発達に合わせた支援・日頃の看護実践や気になることについて』,『子どもや家族のニーズを把握するための工夫とコミュニケーション』,『子どもや家族を取り巻く他職種との連携・社会資源や福祉サービス』)に参加した,小児科外来看護師の認識と看護実践がどのように変化するのかを明らかにし,プログラムの評価をすることである.参加者に質問紙調査と面接調査を行ったところ,看護実践を振り返る機会となっていたことや,家族への関わり方が変化したことなどがわかり,プログラムの効果が確認された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外来看護師が慢性疾患をもつ子どもと家族のニーズを捉えるための具体的な方策については明らかになっておらず,本研究で外来看護師への教育支援プログラムを示すことにより,外来看護の質の向上につながると考えられる.本研究に参加した外来看護師は,小児看護専門看護師のモデル事例を用いた講義や他施設の看護師とのディスカッションにより,実践的な視点から学びを深めることにつながっていた.本研究で行ったプログラムの講義部分を、全国の地域医療支援病院の看護師向けに公開することにより,外来看護師への教育支援に活用してもらえることが期待される.
|