研究課題/領域番号 |
15K20743
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
加藤 依子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (80734764)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 食物アレルギー / 外来看護 / 看護支援 / アレルギー外来 / 外来看護師 / 幼児 / 食物除去 / 食物解除 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、小児アレルギーエディケーター(以下、PAE:pediatric allergy educator とする)による食物アレルギー(以下、FA:food allergy とする)を持つ乳幼児の親の食物除去と除去解除の療養行動を促進する看護支援プログラムの開発である。 本研究において、生活範囲が拡大する幼児期のFAを持つ子どもが安全な日常生活を送るために、FAを持つ子どもを取り巻く人々への理解を求めるための働きかけや、アレルギー症状出現時の対処行動への丁寧なFA児を育てる親へのフィードバックの重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳幼児期のFAを持つ子どもの多くは耐性を獲得し原因食物を食べることができるようになるが、学童期以降も原因食物によるアナフィラキシーショックを起こす危険がある。 これらのことから、集団生活や友人宅で飲食する機会が増える幼児期から学童期にあるFA児が安全に日常生活を送るために、アレルギー外来を担当する看護師が親子に行っている支援の実際は、継続的かつ包括的な看護支援を検討するための第一歩となると考えた。
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