研究課題/領域番号 |
15K20752
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 千里金蘭大学 |
研究代表者 |
藤澤 盛樹 千里金蘭大学, 看護学部, 講師 (10642374)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 小児救急 / トリアージスキル / アセスメント / 教育 / 子育て支援 / 小児救急トリアージ / 看護現任教育 / 小児救急看護 / トリアージ / スキル |
研究成果の概要 |
本研究は、小児救急トリアージ場面で看護師がどのようなスキルを用いて患児の緊急度を判断しているのか、緊急度判断のみならず看護の必要性をどのように見出して実践しているのか、これらの特徴を明らかにし構造化することにより小児救急トリアージにおけるアセスメントツールの開発を目的とした。小児救急トリアージの非参与観察を基盤としたトリアージ看護師へのインタビュー調査の分析により小児救急トリアージにおけるトリアージスキルの特徴を明らかにした。また小児救急トリアージを実践している全国の看護師への質問紙調査により、トリアージスキルの認識と実践に関する構造化を図ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかになった小児救急トリアージスキルとして構造化された看護師の認識3因子15項目および看護師の実践4因子19項目は、身体的な状態を基盤とした従来のトリアージ教育の中で捉えられている緊急度判断に必要な項目と、子どもに触れることや親に育児指導をすることなどの緊急度判断以外の趣旨で留意すべき項目が抽出された。 トリアージを実践する看護師が定期的に意識したり、現任教育プログラムで活用されたりすることにより、看護実践の中で定着することが小児救急トリアージの質向上につながると考えられる。さらに小児救急トリアージでの看護実践の熟達度合いを可視化する一つの教育ツールとして応用することも期待できる。
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