研究課題/領域番号 |
15K20753
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2019-2021) 兵庫医療大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
飯尾 祐加 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 社会応用情報科学研究センタープロジェクト研究員 (70454791)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 呼吸エクササイズ / 冷え / 異常分娩 / 予防 / 妊婦 / 若年女性 / 評価 / 腹式呼吸 / 看護学 |
研究成果の概要 |
まず、研究に先駆けて文献検討を行い、「性成熟期の冷えに関する文献検討」および「呼吸エクササイズの末梢皮膚温および自律神経活動への影響に関する文献検討」を公表した。 次に、「若年女性の冷えの自覚および末梢皮膚温・末梢血流量の関連性」(母性衛生58[1])にて、若年女性冷えの特徴の新知見として、足の冷えの自覚が、手と足両方の皮膚温と有意な相関が認められたことを公表した。(2)「若年女性における呼吸エクササイズの冷え改善効果」(母性衛生58[2])にて、2~4週間の呼吸エクササイズは、若年女性の手と足の冷えの自覚を軽減し、足底深部温を約4℃程度上昇させる可能性が示唆されたことを公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主に冷えは自覚による主観的識別方法によって評価されている現状である。本研究において、足の冷えの自覚が手と足の末梢皮膚温と関連していることが明らかとなった。すなわち、主観的評価と客観的評価を用いて冷えの特徴を明らかにできたことは、学術的意義となると考える。 また、冷えのケアに関する研究が少ない現状である。本研究において、呼吸エクササイズが、若年女性の手と足の冷えの自覚を軽減し、足底深部温を4℃程度上昇させる可能性が示唆された。すなわち、呼吸エクササイズが、冷えによる不定愁訴や妊娠、分娩時のトラブル(早産や前期破水、遷延分娩など)を改善する一方法になることができれば、社会的意義があると考える。
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