研究課題
若手研究(B)
認知症高齢者に対する非薬物療法は様々に行われており、患者の認知機能やQOL,心理・行動症状(BPSD)の改善に効果があると報告されている。研究代表者は非薬物療法の中でも多数の効果が報告されている回想法に注目し、在宅においてテレビ電話を用いた回想法の介入を行った。週1回30分の介入を8週間の継続した前後の結果で、患者の認知機能(MMSE,HDS-R)と自覚的幸福感を示すVAS、介護者の介護負担(J-ZBI_8)と同じくVASに改善傾向がみられた。