研究課題/領域番号 |
15K20782
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 杏林大学 (2019) 東京女子医科大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
坂井 志麻 杏林大学, 保健学部, 教授 (40439831)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 外来看護 / 在宅療養移行支援 / 入退院支援 / 看護学 |
研究成果の概要 |
在宅療養移行支援に関わる地域・外来・病棟間連携システムの実態調査を行い、外来看護の役割や実践内容について以下の知見を得た。外来の看護体制では病棟と外来を一看護単位とし、看護職員は外来と病棟をローテーションする体制の病院は2割ほどにとどまり、導入も一部の病棟実施がほとんどであった。 外来看護師の実践要素として、以下の要素が抽出された。IC同席により患者医療者間の橋渡し役となること、患者の思いを受け止めるなどの患者の受容過程への伴走者となること、疾患の予後・ステージなどの医療的な視点と患者の生活をイメージする生活上の視点を統合的にアセスメントすることである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特定機能病院、地域医療支援病院、それぞれの外来部門を中心とした地域・外来・病棟間の各連携システムの実態調査結果をもとに、機能している連携システムの普及と課題解決に向けた連携システムの修正につなげていく。今回得られた外来看護師の在宅療養移行支援の実践要素より評価指標や教育プログラムを作成し、在宅療養移行支援に関する患者・家族へのケアの質向上に活用する。上記活用により、外来から始まる入退院支援の促進とともに、退院後の継続看護が適切に提供され円滑な在宅療養移行の普及に寄与する。
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