研究課題/領域番号 |
15K20783
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
渡邉 賢治 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (50733622)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ALS / Loss-of-control / 訪問看護師 / 熟練看護師 / 質的統合法 / Loss of control / ベテラン |
研究成果の概要 |
本研究では、訪問看護師への半構造的面接により、Loss of controlに至るALSの人々への支援を検討した。質的統合法による分析の結果、訪問看護師は、ALSの人々は症状の進行とともに身体機能を失いつつも、日々新しい生活を営む方法を獲得し続けており、ALSの人々はコントロールを発揮し続けていると捉えていた。そして、獲得し続けるALSの人々の姿を彼らの周囲の人々に気付かせ、またALSの人々に自分のケアチームを構築する意義に気付かせることは、彼らにコントロールを実感させる支援となることが示唆された。今後、本研究によって得られた仮説の検証により、支援の構造を明らかにしていきたい。
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