研究課題/領域番号 |
15K20785
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
廣島 麻揚 (鈴木麻揚) 東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (60336493)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | うつ病 / 生活困難感 / 関わり |
研究成果の概要 |
本研究では、うつ病患者の生活困難感を軽減させる要因と看護ケアを明らかにした。 うつ病患者の生活困難感を軽減させる要因には、自己認知コントロール、家族の存在、家族に自己開示できること、時間帯、医療サービス、何かをすること、ピアサポート、職場の理解、看護師の声かけがあった。うつ病患者の生活困難感を軽減できる看護ケアは、安心できる環境の提供、「話したい時や、話したいことがあれば、聞きますよ」という雰囲気を出すこと、傾聴、聞かないところは、聞かない(他職種に委ねる)、本質を見極める、具体的に聞いていく、別の考え方を伝える、一緒に考える、「一緒にやりましょう」という声かけをする、きっかけづくりであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
うつ病患者の生活困難感を軽減させるの要因のうち、看護師の直接的な関わりとして挙げられたものは、声かけ、医療サービス(復職支援、カウンセリング、相談)であった。 また、うつ病患者の生活困難感を軽減できる看護ケアは、安心できる環境の提供、「話したい時や、話したいことがあれば、聞きますよ」という雰囲気を出すこと、傾聴、聞かないところは、聞かない(他職種に委ねる)、本質を見極める、具体的に聞いていく、別の考え方を伝える、一緒に考える、「一緒にやりましょう」という声かけをする、きっかけづくりであった。看護師は、患者一人一人の個別性、病期、患者と看護師の関係性に合わせた関わりを行っていた。
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