研究課題/領域番号 |
15K20800
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
神崎 由紀 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (80381713)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 社会的孤立 / 高齢者 / アウトリーチ / 地域包括ケア |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢者の社会的孤立の防止を目指し、看護職によるアウトリーチ活動のためのアセスメント指標を開発することを目的とした。地域包括支援センターに勤務する看護職を対象に面接調査を実施した。結果、看護職が把握している高齢者は、完全には社会から孤立している状態ではなかった。看護職は、地区組織からの報告や看護職自身が行った観察から、生活の範囲や他者との関係、健康状態を把握していた。高齢者本人の気質や価値観を十分理解した上で「今までとは異なる変化」を体調や表情、会話の頻度や長さ、支援を受け入れる姿勢や他者との交流の範囲などから見極め、支援の必要性をアセスメントしていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護職は、高齢者を見守る地域の組織(自治体や協力員、近隣住民)からの報告や直接的な関わりから、生活の範囲や他者との関係、健康状態などを把握しアウトリーチ活動につなげていた。アセスメントは、活気やふらつき、体調、表情の変化、理解する力、会話の頻度や長さ、支援を受け入れる姿勢、服の着方や選び方、生活する範囲や生活リズムの変化、他者との交流範囲や交流相手の好み方に焦点を当てていることが明らかとなった。以上のことから、これらの視点を踏まえたアセスメントの必要性が示唆された
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