研究課題/領域番号 |
15K20802
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
山崎 智子 (森脇智子) 広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (20512510)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 食育 / 中学生 / 食事調査 / 主体的 / 生活習慣 / 実態 / 教育 / 食習慣 |
研究成果の概要 |
食物摂取頻度調査法と写真撮影法を組み合わせた食事調査で、中学生が主体的に 健康的な食習慣を構築するための検討を実施した。食物摂取頻度調査法と写真撮影法実施した結果、対象者は、今回の調査に参加する前よりも、良い食生活を送る意欲が高まり、摂取物の写真を振り返ることで食事バランスの偏りに気づいたと回答した。自分の食生活を視覚的に客観的に把握することで、改善点を見つけることができたと考えられる。自分の生活習慣を視覚で分かりやすくセルフモニタリングすることは、良い生活習慣を育むことにつながる可能性があることが示唆された。今後も対象者を増やしてその効果について検証を行うことが必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病を予防するためには、幼少期から望ましい生活習慣を確立する必要がある。中学生は生活スタイルを自らがコントロールし始める時期であり、生活習慣が乱れやすいこの時期に、望ましい生活習慣を構築するための教育を行うことは重要であると考えられる。食生活を写真撮影および食べた物を記載して振り返り、視覚で分かりやすくセルフモニタリングすることは、良い生活習慣を育むことにつながる可能性があることが示唆された。子どもたちが将来、社会人として忙しい毎日を送る中でも、自己の栄養と運動のバランスを確認する方法を知ることで、生涯にわたって主体的で健康的な生活を送る基礎を培うことにつながると考えられる。
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