研究課題/領域番号 |
15K20806
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
山田 亜希 (柴田亜希) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (80635764)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 睡眠教育 |
研究実績の概要 |
本研究では、高等学校の教員が、生徒のライフスタイルに応じた睡眠教育を効果的に行う方法を検討し、その有効性の評価を行うことを目的としている。高校生への睡眠教育を行うことにより、心身の健康だけでなく、生涯にわたる適切な生活習慣を獲得することが期待でき、その意義は大きい。 初年度である今年度は、高校生の睡眠習慣と生活習慣、心身の健康状態に関する実態を把握することを目的としており、そのための質問紙調査の作成を行った。具体的には、文献検討により、睡眠時間や就寝・起床時間、熟睡感、日中の眠気などの睡眠に関する内容や、食事、運動、入浴、携帯電話やインターネット等の利用状況などの生活習慣、心身の健康状態等の項目の把握の必要性を確認した。 生徒の生活指導や保健指導に携わる養護教諭への聞き取り調査を行い、質問内容に反映させた。聞き取り調査により、これまでの睡眠に関する学習の機会や内容についても併せて確認する必要があることが指摘された。また、家族構成や家族の生活スタイル等、家族による影響が少なくないことが指摘され、今後の睡眠教育の内容を検討する際には重要な課題であることが確認できた。さらに、有識者より質問内容への指導・助言を得て精錬させた。併せて、睡眠教育の内容を今後検討するにあたり、助言を得た。 今年度は、質問紙の作成は行ったものの、作成に時間を要してしまい、実際の実施までには至らなかった。しかし、高校生の睡眠習慣と生活習慣、心身の健康状態に関する実態を把握し、今後の睡眠教育を検討するためには必要なプロセスであったと考える。
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