研究課題/領域番号 |
15K20809
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 熊本大学 (2018-2019) 横浜市立大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
大河内 彩子 (井出彩子) 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (70533074)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 発達障害 / 児童虐待 / 多職種連携 / アセスメント / 概念分析 / 尺度開発 / 虐待 / 気になる子ども / 尺度 / 支援 / スクリーニング / 乳幼児健診 / 子育てプログラム / 自閉症スペクトラム / デンタルネグレクト / 多発齲蝕 / 親支援 / ASD / 虐待児 / 多職種 / 連携 |
研究成果の概要 |
専門職といえども気になる子どもへの気づきには差異があり、支援の必要性の判断基準をより明確にするため、小児歯科外来という母子にとって緊張感の高い場での評価・診療技術をもつ、小児歯科外来従事者のスクリーニング視点を明らかにすることを目的として、文献検討とフィールドワークを組み合わせる、ハイブリッド型の概念分析を実施した。 上記成果や研究者による保健師・保育士を対象とした研究成果を踏まえ、保健所保健師、市町村保健師、保育士、児童相談所職員を対象とした、質問紙調査により、多職種による気になる子ども評価尺度を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において小児歯科従事者の気になる子ども概念に着目し、発達障害や児童虐待の可能性に加えて、異様な泣きや歯科恐怖症の可能性についても気づきの視点として活用していることが明らかになった。他の専門職が共有することで、気になる子どもの評価において活用することができ、多職種における評価の相違を解消できると考えられた。 さらに、自記式質問紙調査により尺度開発を行い、気になる子どもを取り巻く多職種が利用可能な評価尺度を開発した。調査対象には保健師だけではなく、保育士や心理職等も含まれた。保健師が乳幼児健診で用いるだけではなく、保育園・幼稚園や児童相談所など多くの施設・職種で本尺度は利用可能である。
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