研究課題/領域番号 |
15K20824
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
思想史
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研究機関 | 東海大学 (2016-2017) 北海道大学 (2015) |
研究代表者 |
金山 浩司 東海大学, 現代教養センター, 講師 (90713181)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 武谷三男 / 技術論論争 / 意識的適用説 / 日本技術論 / 科学主義 / 相川春喜 / 科学の国際性 / ヘミ・グローバリゼーション / 坂田昌一 / 科学・技術のローカル性 / 普遍主義と民族主義 / 社会構成主義 / 戦時日本の科学技術論 |
研究成果の概要 |
両大戦間期の日本における知識人・技術官僚の間での技術に関する論争は、科学と技術の関係性に関する理解を先鋭化した。敗戦後、物理学者の武谷三男は戦時中の代表的見解に異を唱え、技術を客観的法則性の意識的適用であるとした。その単純明快さゆえに人気を博した武谷の定義づけであったが、一方でそれは武谷風の科学主義への道を開くものであったと言える。研究代表者は、武谷の見解を歴史的そして哲学的な視点から見直し、彼の科学主義が拠ってくるところを探究した。それは、客体と主体との媒介を想定しない、単純な反映論であった。これに基づき、様々な武谷の態度も説明できることも明らかにされた。
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