研究課題/領域番号 |
15K20829
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
分子生物学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
齋尾 智英 北海道大学, 理学研究院, 助教 (80740802)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 呼吸鎖 / 電子伝達 / NMR / 立体構造 / ダイナミクス / 常磁性ランタニド / 溶液構造 |
研究成果の概要 |
生体内のエネルギー通貨として生命になくてはならないATPを合成する酸化的リン酸化においては,複数のタンパク質を介した電子伝達機構が重要な役割を担う.その電子伝達の最終段階を担うのがシトクロム c (Cyt c)-シトクロム c オキシダーゼ (CcO) 複合体である.本研究ではCyt c-CcOによる電子伝達の分子メカニズムを明らかにするために,常磁性効果や緩和分散法などを活用した最先端のNMR法を主体とした戦略により取組んだ.その結果,酸化・還元状態に依存したCyt cの立体構造変化が明らかになり,酸化・還元状態に依存したCcOとの相互作用の制御のメカニズムの一端が明らかになった.
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