研究課題/領域番号 |
15K20837
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
身体教育学
|
研究機関 | びわこ成蹊スポーツ大学 (2017) 北海道教育大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
中道 莉央 びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 准教授 (30550694)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | バスケットボール / 歴史 / 変遷 / ルール / 技術 / 教材 / 球技 / 学校体育 / 教材価値 / 毬籠遊戯 / 遊戯書 / インクルーシブ体育 / ゲーム方法 / 明治期 / 大正期 / ボール運動 / 価値 |
研究成果の概要 |
1891~1913年の国内の遊戯書におけるバスケットボールの取り扱いを分析した結果、当時は球入れと混同されて多数の子どもを同時に運動(3区画コート内に最大108名)させ、籠・竹竿・毬があれば実施できる手軽な遊戯であることがわかった。大正初期にかけ、小学校向けに様々な教材開発が行われていたことが確認できた。 また、1892~1940年の国際ルールの変遷からタイムアウトの特徴を明らかにした結果、教育的配慮として休息確保のために導入され、これにより公平性と円滑な運営が保障されてゲームが高度化したことがわかった。バスケットボールを史実的変遷から捉え直すことで教育的価値や意義を再確認することができた。
|