研究課題/領域番号 |
15K20845
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
外科学一般
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
木村 憲央 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (60436029)
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連携研究者 |
若狭 悠介 弘前大学, 医学部附属病院, 医員 (70770783)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肝再生 / 遺伝子 / マイクロアレイ / 感染性肝不全 / 肝切除 / 生体肝移植 / 有機アニオントランスポーター / マクロアレイ |
研究成果の概要 |
70%肝切除群と比較して、lipopolysaccharide(LPS)+70%肝切除群において24時間後の肝逸脱酵素、総ビリルビン、および胆汁酸上昇が認められた。マイクロアレイでは、血中の胆汁酸、ビリルビンを取り込むOatp1、Ntcp、胆汁中へ胆汁酸を排泄するMrp2において、それぞれ24時間後に70%肝切除群より減少傾向が認められた。RT-PCRでも同様に発現低下傾向が確認された。総括すると、大量肝切除後にLPSが加わることにより、ABCトランスポーター障害が増強し、遷延性高ビリルビン血症の一因となる可能性が示唆された。
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