研究課題/領域番号 |
15K20861
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
建築構造・材料
|
研究機関 | 大阪市立大学 (2016-2017) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
ガヴァンスキ 江梨 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00608797)
|
研究協力者 |
植松 康 東北大学, 大学院工学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 脆弱性 / 強風 / 住宅 / 被害連鎖 / 風洞実験 / 耐力実験 / 風荷重 / 部材耐力 / 信頼性解析 |
研究成果の概要 |
本研究では強風被害調査結果に基づき決定した、強風による飛散物の増加->強風・飛散物による窓の破壊->建物内圧上昇による大きな風力が屋根面に作用->屋根構造部材の破損という被害のシナリオを想定し、強風が住宅に作用した場合の、対象部材の破壊確率と最大風速の関係を数値シミュレーションにより求めた。そして実際の建具費用や施工費などを基に、破壊確率をよりわかりやすい期待損失額という形に変換して示した。この結果により具体的に住宅のどの部分を強くすれば(費用をかければ)被害が低減できるのかを提示でき、建築戸数の多い住宅を強風から守ることで、最終的には強風災害に強い社会環境基盤の整備に貢献できると考えている。
|