研究課題/領域番号 |
15K20864
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
桑谷 立 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球内部物質循環研究分野, 研究員 (60646785)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 変成岩 / データ駆動科学 / ベイズ推論 / スパースモデリング / 化学組成データ / 逆問題 / データ駆動 / 多変量解析 / 岩石組織 / 熱力学インバージョン / 温度圧力履歴 |
研究成果の概要 |
化学組成や岩石組織に関する様々な岩石学データから,潜在構造・プロセスを正確に抽出するデータ駆動型の解析技術基盤を構築した.ベイズ推論とスパースモデリングに基づく機械学習手法・データ同化手法などを用いることで,鉱物組成データから温度圧力履歴を推定する手法や,全岩組成・岩石組織データから岩石の起源や物質移動量,反応拡散方程式を抽出する手法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データ駆動科学は第4の科学とも称され,今後の科学研究原理の主流となる可能性を秘めている.本研究では,データ駆動科学に関する新しい概念や,機械学習・データ同化などの先端的な数理解析手法を岩石学・地球化学分野にはじめて浸透させることに貢献した.データ駆動型解析を用いて地下の情報を客観的・確率論的に解読することは,地震・火山現象や地下資源形成メカニズムの正確な理解につながり,将来的に防災・減災や資源・エネルギー問題などに貢献する可能性がある.
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