研究課題/領域番号 |
15K20866
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
教育学
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研究機関 | 東日本国際大学 (2017) 東北大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
高橋 恭寛 東日本国際大学, 東洋思想研究所, 准教授 (70708031)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 江戸儒学 / 思想史 / 教育史 / 心学 / 陽明学 / 中江藤樹 / 日本陽明学 / 藤樹学派 / 儒学思想 / 教育思想 / 儒学 / 会津藤樹学派 / 修養論 / 淵岡山 / 中江常省 |
研究成果の概要 |
本研究では、徳川初期の儒者中江藤樹が説いた独特な儒学思想は、彼の死後どのような展開を遂げたのか、弟子筋の者たちの思索を明らかにした。代表的後継者の直弟子淵岡山は、藤樹が説いたような一身における修養論を、〈社会生活〉の場面にも応用して、自らの学として展開させていった。ただそのほかの継承者たちは、学祖の中江藤樹を尊崇し、藤樹の言説を用いて自らの学説を固めていった。「藤樹学」として自らの学問を自覚化していったことを明らかにした。
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