研究課題/領域番号 |
15K20871
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
地域研究
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
及川 高 沖縄国際大学, 総合文化学部, 講師 (60728442)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 復帰運動 / 年齢階梯制社会 / 市民社会 / 年齢階梯制 / 奄美アイデンティティ / 社会運動 / 生活暦 / 政治運動のリズム / ルーチン性 / 政治参加 / 世代交代 / 生存と実存 / 地域社会 |
研究成果の概要 |
奄美群島は太平洋戦争後、日本からの分離行政下におかれることとなった。この期間は1953年12月25日まで続くこととなるが、この間に奄美の人々は復帰を求めて様々な政治活動を行った。一切の暴力を伴わない平和的方法で進められ、市民主導で要求を勝ち取ったという点でこの復帰運動は近代日本の市民運動に特筆される。 本研究はこの復帰運動を対象に、こうした社会運動を可能にした奄美の民俗社会・民俗文化の特質を解明しようとしたものである。この問題に本研究はフィールドワークと現地資料からアプローチし、若者の組織と、若年層のライフステージと連動した復帰への動機づけが大きく寄与していたことを明らかにした。
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