研究課題/領域番号 |
15K20918
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
経済政策
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研究機関 | 神戸大学 (2016-2018) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
砂川 武貴 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 特命准教授 (10747223)
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研究協力者 |
Yum Minchul University of Mannheim
Jang Youngsoo Shanghai University of Finance and Economics
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 異質的主体 / 数値計算 / 異質的主体モデル / 景気循環理論 / 異質的企業 |
研究成果の概要 |
以下の2本の論文を作成し、英文査読雑誌に投稿した。 "Applying Explicit Aggregation Algorithm to Heterogeneous Macro Models"では、Explicit Aggregation(XPA)アルゴリズム(Den Haan and Rendahl 2010)を、様々な異質的主体モデルに適用した。 "Is Household Heterogeneity Important for Business Cycles?"(with Youngsoo Jang, Minchul Yum)では、異質的家計モデルに所得移転を導入して、景気循環を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家計の所得や資産における格差が近年話題になっているが、そのような経済主体の異質性を考慮したこれらの分析は、例えば財政政策が家計間の格差に与える影響を分析することができる。こうした分析は、これまであまり注目されてこなかったマクロ経済政策の波及過程を理解する上で重要であり、社会的意義がある。 学術的には、論文を作成する過程で、異質的主体モデルの数値解法や関連研究に対する理解が大きく深まった。このことは、今後さらに研究を継続、発展させていく上で大変有意義であった。
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