研究課題/領域番号 |
15K20925
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
土木環境システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
布浦 鉄兵 東京大学, 環境安全研究センター, 准教授 (40444070)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | オスミウム / 超臨界水酸化 / 超臨界二酸化炭素抽出 / 廃水処理 / 四酸化オスミウム / 廃液処理 |
研究成果の概要 |
高い毒性を有し且つ希少な貴金属であるオスミウムについて、これを含有する廃水の処理技術として超臨界流体を複合利用したプロセスを提案し、その要素技術について検討を行った。オスミウム化合物水溶液及び有機物を共存させたオスミウム化合物水溶液について超臨界水酸化実験を行い、各種反応条件が及ぼす影響を明らかにした。また、四酸化オスミウム水溶液に対して超臨界二酸化炭素抽出実験を行い、反応条件が四酸化オスミウム抽出率に及ぼす影響を定量的に明らかにした。加えて、四酸化オスミウム水溶液の基礎的な挙動として、エタノールなど簡単な還元剤との反応挙動を検討して整理し、より簡便な処理法が適用できる条件を明らかにした。
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