研究課題/領域番号 |
15K20981
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
科学教育
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研究機関 | 東海大学 (2016-2018) 東京農工大学 (2015) |
研究代表者 |
二ノ宮リム さち 東海大学, 現代教養センター, 准教授 (90646499)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ESD / 大学教育 / 高等教育 / 持続可能性 / レジリアンス / 現場体験 / 地域 / グローバルとローカル / 現場型教育 / 現場体験型教育 / グローバル人材育成 |
研究成果の概要 |
レジリアンス向上につながるESDをグローバル、ローカル双方の視点を踏まえた大学の現場体験型教育として実現するため、いくつかの実践モデルの構築、実践、検証に取り組んだ。持続可能でレジリアントな社会づくりの現場に学生が参画することを通じた教育実践を検討し、大学と地域が緊密に連携しつつ、社会的、経済的、政治的不公正や生態的破壊を含む現実に向き合い、地域、学生、教員を含む学習者が自らの未来を切り拓くためのエンパワーメントを意識的に進めることが鍵となることなどを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、第一に、持続可能性とレジリアンスを社会の方向性として示し、グローバル人材育成を初めとする大学教育、さらには教育全体が、その方向性に向けて変容する必要性を共有した点にある。第二に、今後の大学教育のあり方として、現場体験型教育の概念を示し、グローバル・ローカル双方の視点をつなぐ大学と地域の協働における課題と可能性を明らかにした点にある。これらの点が、今後、持続可能でレジリアントな社会を支える大学のESDの進展、主流化に寄与すると期待される。
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